【profile】
店舗事業部 たっきー
趣味はハチ探し、花とハチを求めて三ヶ日を練り歩く見習い養蜂家。


みなさま、初めまして!
店舗事業部所属 入社3年目の滝川です。

普段はお店のスタッフとして働いておりますが、時には見習い養蜂家として養蜂部の方々に色々教えていただきながら、ミツバチのお世話もしております!

僕とミツバチとの出会いは、大学生の頃でした。
研究活動の中で養蜂やミツバチについて調べる機会があり、知れば知るほどその奥深さに魅了され、いつしか野外に出てハチを探すようになっていました。
趣味は、花の蜜を集めるハチたちの姿を写真に収めることです。
ミツバチに限らず、さまざまな種類のハチたちを眺めながら、日々元気をもらっています!

目標はずばり、「ミツバチ愛好家を増やす」です!
店舗&養蜂スタッフとして、ミツバチや養蜂の魅力をみなさまにもお届けできればと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今回のテーマは「採蜜(さいみつ)」です!

採蜜とは、文字通り”はちみつを採取すること”をいいます。
長坂養蜂場では、現在採れたてを販売中の「三ヶ日みかん蜂蜜」、6月の「三ヶ日の里山蜂蜜」の2種類の採蜜がありますが、今回はそのどちらでもない「掃除採蜜」の様子をご紹介します!

「掃除採蜜」とは、その名の通り巣の中をきれいにするために行う採蜜です。
4月下旬頃の巣の中には、春に咲く菜の花や桜などの蜜に加え、養蜂家が与えた砂糖液からつくられたはちみつも溜まっています。これらを一度採蜜して巣の中をリセットすることで、これから溜まっていく“みかんのはちみつ”に混ざらないようにしているのです採蜜シーズンになると、毎年最初に行う大切な作業のため、「初回採蜜」とも呼ばれます。

実際の採蜜の現場がこちらです。

採蜜はまず巣板(すばん)を回収するところから始まります!
巣板とは、ミツバチが子育てをしたり、はちみつを溜めたりするための板のことで、巣箱の中から1枚ずつ丁寧に抜き出していきます。
もちろん、そのままでは当然ミツバチたちも巣板にたくさん付いているので、「蜂掃い機」という専用の機械で優しく落としていきます。


片手で軽々と持ち上げているように見えますが、実は1枚あたり2〜4kgほどあります。
これを何枚も上げ下げしていると、ちょっとした筋トレ気分です!

巣板を回収できたら、続いて「蜜蓋(みつぶた)」を切っていきます。
ミツバチは完熟したはちみつに蓋をつけることで保存をします。これを「蜜蓋」といい、多いときには巣板一面にびっしり蓋がされていることもあります!
ただ、蜜蓋がついたままだと中のはちみつを採ることができないため、これらを包丁で切っていきます!


このときに、深く切りすぎるとはちみつがこぼれてしまったり、ミツバチの巣を必要以上に壊してしまうため、蓋がついている表面だけを薄く切る技術が必要になります。
ベテランの養蜂家にもなると、巣板1枚をたったの数秒で切ってしまいますが、僕はまだまだ修行中です…!

蜜蓋を切れたらいよいよはちみつを採っていきます!
ここで活躍するのが、「遠心分離機」です。
巣板を9枚セットしスイッチを押すと、電気の力でぐるぐると回転し始めます!

遠心力でミツバチの巣を壊すことなく、はちみつだけを効率よく採ることができます!

上からのぞき込むと中にはちみつがどんどん溜まっていき、一気に花の香りが立ち上ってきて、最高です!

全ての巣板からはちみつを採り、ミツバチの元へ返したら、これにて採蜜は終了です!
お疲れ様でした!!

みかんの花にミツバチが来てました。 健気に蜜を集める姿が可愛いです!

採蜜は、重いものを運んだり、ときにはミツバチに刺されたりと大変なこともあります。
それでも、美しい自然の中でミツバチたちと触れ合いながら仕事をする時間は、本当に楽しく、やりがいを感じます!
そして何より、ミツバチや大自然の恵みを、これほど近くで体感できる仕事はなかなかないと思っています!
ミツバチや三ヶ日の自然、そして地域の方々への感謝を忘れず、これからの採蜜シーズンも張り切っていきます!

それでは、またお会いしましょう!
Bee Happy~♪