2019年5月11日(土)に、長坂養蜂場として初となる新蜜が採れたことをみんなで祝う「ハニーパーティー」をKIARA リゾート&スパ浜名湖で開催し、盛況のうちに終えることができました。

長坂養蜂場が店を構えるこの三ヶ日という土地は、言わずと知れた「三ヶ日みかん」の里。浜松市が日本屈指の日照量であることやみかんに適した土壌があることなどが盛んな理由ですが、約300年前の先人がみかんの苗木一本を持ち帰り庭に植えたことからその歴史は始まりました。そして、今もその想いを大切につなぐ生産者のみなさまのおかげもあって、この季節になると三ヶ日中がみかんの花のやさしい香りにつつまれ、幸せな気持ちになります。

そんな先人からの想いやみかんに適した豊かな自然という、みかんが育つにはこの上ない恵まれた環境に加え、ミツバチたちの活頑張りもあって、一切雑味のない最高のはちみつが採れます。それが、長坂養蜂場の「三ヶ日みかん蜂蜜」です。

新蜜を祝う「ハニーパーティー」は、その「三ヶ日みかん蜂蜜」の新蜜を食す楽しさを通して、豊かな自然やミツバチなどの生命に興味を持っていただいたり、ボジョレーヌーボー解禁のような採れたばかりの新蜜を祝い、豊かな自然やミツバチ、そして先人に感謝する文化づくりを目指しています。
また、地方都市が抱える問題をふまえ、さまざまな年代の方が楽しめる毎年恒例のイベントへと発展させ、地域活性やコミュニティづくりに繋げていければと考えています。


[ハニーパーティーの流れ]

1.新蜜お披露目・はちみつで乾杯!

蜜蓋をカットするとぎっしり詰まったはちみつが♪シャッターチャンス!

巣板を遠心分離器に入れて、勢いよくガタゴト回します♪

まさに今!遠心分離機から絞り出したばかりの一番搾り♪

キラっキラ☆彡まばゆいばかりの採れたての新蜜の輝き♪

オープニングムービーにはじまり、養蜂や新蜜の座学やクイズのあと、蜜蓋切り・遠心分離機による採蜜を間近で見ていただきました。初しぼりをグラスに注ぎ込む瞬間はまさに感動もの。
そして、乾杯の音頭は長坂養蜂場の定番フレーズ「BEE HAPPY!」。ハニースクープに載せた貴重な新蜜をみんなで一斉にパクっと。濃厚&フルーティーな味わいにうっとり♪
巣板を持ってその重さを実感された方や遠心分離機を回したいという方も続出で大盛り上がりでした。

2.テイスティング・はちみつマリアージュ♪

はちみつマリアージュを、ビュッフェスタイルでゆったりと♪

採れたての新蜜をバナナにかけるだけの漁師めしならぬ、“養蜂家めし”(⁈)人気でした。

ご参加いただいた方々の、思い思いのはちみつのある暮らしエピソード素敵です♪

公認はちみつマイスターによる楽しいテイスティング。ヨーグルトやチーズなどの定番の食材から、ちょっとしたアレンジを利かせたマリアージュを食べ比べ。ぶんぶんファミリーお手製の三ヶ日みかん蜂蜜を上からかけた「新玉ねぎ&トマトソース」も大人気。お土産のはちみつを使ってご自宅でもお楽しみいただけるようにレシピもプレゼント♪

3.あったらいいなを考えよう!

皆さまのはちみつへの並々ならぬ愛情を感じることができました♪

長坂養蜂場の商品として“あったらいいな”を皆さまと考える会に。さすが日頃からはちみつをご愛用されているだけあって、皆さまのアイデアはまさに目からウロコ。ぶんぶんファミリー一同、「なるほど!」と。たいへん有意義な時間となりました。


長坂養蜂場が創業83(はちみつ)周年のこのメモリアルイヤーに記念すべき第一回目の新蜜を祝う「ハニーパーティー」を開催でき、あらためて皆さまに感謝です!
これからも美味しく楽しいイベントを通じて、新たな文化発信と地域貢献に努めてまいります。


【profile】
ぬくもりWebディレクター
清 真一朗 Shinichiro Sei
静岡市から電車で片道2時間半かけて毎日三ヶ日に通う自称旅人。甘いものとお酒が大好きな二児の父。毎日の運動量を超えるアルコール摂取で、ぽっちゃり体型を隠し切れないのが唯一の悩み。