7月4日の静岡新聞で、「蜜蓋切り落としに挑戦 引佐北部小中 長坂養蜂場の特別授業」と題して、7月1日に引佐北部小中学校で開催した採蜜体験の様子をご紹介いただきました。

<静岡新聞 7月4日>

記事では、

◎引佐北部小中学校と長坂養蜂場は、児童が採蜜作業の見学や体験を通じてミツバチの恵みや地域の自然環境について学ぶ特別授業を同校で開いた

◎採れた蜂蜜は、中学生が運営する模擬会社「きりやま」が販売

◎長坂養蜂場は3月下旬に同校近くのビオトープに巣箱を設置していた。児童51人は巣箱から取り出した巣板を遠心分離機にかけ蜂蜜を絞り出す工程を見学。採れたばかりの蜂蜜を試食し、「おいしい」「甘酸っぱい」と歓声を上げた

◎2年生4人は巣の中を観察し、蜜蓋を切り落とす体験に挑戦。体験した児童は「楽しかった。蜂蜜はとても甘かった」と声を弾ませた

◎模擬会社「きりやま」では中学生がハチミツビンのラベルをデザイン。7月23日に「たざわの里」で販売する

などの内容を紹介いただいています。

今回、学校に巣箱を設置するという初めての試みでしたが、無事にハチミツが採れ、児童生徒さんと貴重な体験を共有できました。引佐北部小中学校は3校が合併し、県内初の小中一貫校となった学校です。今年で10周年を迎えられました。里山にある少人数の学校ですが、県内でも珍しい「ふるさと科」や「模擬会社」という取り組みのある学校です。今回の取り組みから、学校周辺にも豊かな自然環境があるという地域の魅力の再発見や、「ふるさと科」や「模擬会社」での学びにつながればと思います。今後も養蜂を通じた地域活性に取り組んでまいります。

引佐北部小中学校

10周年記念誌