【profile】
栄養士/ベジフルビューティーアドバイザー
山下 枝利子 Eriko Yamashita
保育園栄養士、大手食品メーカー、東京のカフェ勤務などを経て、現在は食×美を軸に栄養士として活動。五感が喜ぶこと、インテリアや食卓まわりのコーディネートなど暮らしにまつわることが好き。
Instagram @eri_k_o_


秋も深まってきましたね。
若干は肌寒いですが、朝から夜までずっと過ごしやすくて、この季節そのものが「ご褒美」なのではないか……と、そんなふうにも思います。

今年の秋は一度きり。美味しいものを食べて、深呼吸をして、年末までも穏やかに過ごしていきたいですね。
部屋の一角にもちいさな秋を。

とある週末に久しぶりにフレンチトーストが食べたくなり作りました。
前に作ったのはいつだろう?思い出せないくらい久しぶりです。
前日に卵液(卵、豆乳、甜菜糖少し、はちみつ)に浸し、半分に切った食パンの両面に軽く押し込んだら、そのまま一晩冷蔵庫へ。

朝食に好きなものやお楽しみを用意すると楽しい気持ちで眠れるし、朝起きた時も目覚めも良く、ワクワクした気持ちで起きられるので(単純)、私は定期的に朝食にお楽しみを用意します。

バターで両面こんがりと焼き、実家の畑で採れた無花果と一緒に盛り付けました。
クリームチーズとたっぷりのはちみつを。とっても美味しく、贅沢なフレンチトースト。

もうひとつは、輪切りにしたバナナをはちみつでキャラメリゼ(※)したものをのせて。
盛りつけた後もはちみつをかけました。甘く優しいフレンチトーストで朝からごきげんに。
※フレンチトーストを焼いたフライパンに輪切りのバナナとはちみつを入れて両面焼きます。少し焦げ目がついたくらいが美味しそう。バナナを加熱すると、とろーんと柔らかくなりますし、甘さも増します。

無花果はこんな風に木に実っています。田舎ではよく見る光景ですが、都会に住む友人たちにとっては珍しいようでした。

朝からごきげんになれる、はちみつフレンチトースト。
思いがけず、旬のフルーツ無花果とはちみつのマリアージュも楽しめました。


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