【profile】
栄養士/ベジフルビューティーアドバイザー
山下 枝利子 Eriko Yamashita
保育園栄養士、大手食品メーカー、東京のカフェ勤務などを経て、現在は食×美を軸に栄養士として活動。五感が喜ぶこと、インテリアや食卓まわりのコーディネートなど暮らしにまつわることが好き。
Instagram @eri_k_o_


春先の花粉、夏場の冷房による冷え、冬の空気の乾燥、そして季節の変わり目の寒暖差など、喉の不調の原因は一年中私たちの身近にあります。
喉のイガイガや痛みが気になる方も多いのではないでしょうか。

そんな時におすすめしたいのが、ビタミンたっぷりのキウイとはちみつを合わせた温かい「葛湯(くずゆ)」です。
喉を優しくいたわり、心までホッとするような、体調管理にぴったりの一杯をご紹介します。

喉が痛い時、キウイは食べても大丈夫?

ぜひ試していただきたいのが、キウイとはちみつを合わせた温かい「葛湯(くずゆ)」です。
キウイに豊富なビタミンCと、はちみつの保湿力、そして葛湯の保温力が合わさることで、デリケートな喉を優しく潤してくれます。
生のキウイは酸味で喉にしみることがありますが、余熱で軽く火を通し、はちみつを混ぜるのがポイント。
今回は、「キウイはちみつ葛湯」のレシピと、その嬉しいメリットをご紹介します。

なぜ「キウイ・はちみつ・葛湯」が喉にいいの?

喉の調子が悪い時、体に優しいものを摂りたいですよね。
この3つの素材には、お互いの良さを引き出し合いながら、喉をいたわるための『嬉しい役割』がそれぞれに詰まっているんです。

1. キウイフルーツ:天然のビタミン補給

キウイは果物の中でもトップクラスのビタミンC含有量を誇ります。
風邪のひき始めや、体力を消耗しやすい時期の栄養補給、免疫力のサポートにぴったりな果物です。

2. はちみつ:喉の粘膜を優しく保護

古くから喉のケアに使われてきた「はちみつ」。
優れた保湿作用があり、イガイガする喉の粘膜をコーティングして潤いを保ってくれます。

3. 葛湯:とろみで刺激を和らげ、体を温める

葛(くず)のとろみは、喉を通る際の摩擦や刺激を和らげてくれます。
また、葛湯は体を芯から温めてくれるので、冷えが気になる時にも最適です。
消化・吸収が良いでんぷんが多く含まれ、整腸作用があります。
胃腸が弱っている時にも嬉しいですね。

喉をいたわる「キウイとはちみつ葛湯」の作り方

はちみつのやさしい甘さがホッとする、まろやかな口当たりの葛湯です。

【材料】(1人分)

本葛粉:10g〜15g(お好みのとろみ加減で)
水:150ml
キウイフルーツ:1/2個(完熟がおすすめ)
はちみつ(おすすめは二代目の蜂蜜!):大さじ1(お好みで調整してください)

【作り方】

①下準備:
キウイは皮を剥き、フォークなどで粗くつぶしておきます。

②混ぜる:
鍋に本葛粉と水を入れ、火にかける前にダマがなくなるまでよく混ぜます。

③加熱する:
弱火にかけ、透き通ってとろみが出るまでゆっくりとかき混ぜます。

④仕上げ:
火を止めてから、つぶしたキウイとはちみつを加えて混ぜ合わせれば完成です。

暑い季節のポイント:
冷やしてゼリー感覚で食べるのもオススメです。


季節の変わり目の寒暖差や、雨の日が続くとどうしても気分が塞ぎ込みがちですが、自分なりに雨の日の楽しみ方のバリエーションをいくつか用意しておくと梅雨の季節も楽しめるのでは、と思います。
みなさんは、何をして楽しみますか?

喉のケアに関するよくある質問(FAQ)

Q:喉が痛い時にキウイを食べるとしみることはありませんか?
A: 生のまま食べると、果酸が刺激になる場合があります。余熱で軽く火を通し、はちみつを加えることで酸味がマイルドになり、喉への刺激を抑えながら美味しく栄養を摂ることができます。

Q:葛湯にはちみつを入れる効果は何ですか?
A: はちみつには高い保湿作用があります。葛湯のとろみと合わさることで、乾燥した喉の粘膜に留まりやすくなり、潤いを持続させる効果が期待できます。

Q:いつ飲むのが効果的ですか?
A: 寝る前や、喉の乾燥が気になる時がおすすめです。葛の保温効果で体が温まり、リラックスした状態で休むことができます。


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