いまでは無類の酒好きを自認していますが、遡ること25年前、お酒の飲みはじめの頃は、そもそもお酒が苦手で飲み口さわやかなものばかりを求めていました。最近ではちょっとクセのあるものや、飲み方にアレンジを加えて変わり種にして飲むことがマイブームです。

10年前の東京勤務時代。たしか場所は田町か浜松町だったか、さらに銘柄も忘れましたが、そこの居酒屋で飲んだ泡盛が忘れられずに、少し前からボトルを買うようになりました。泡盛は独特の甘みを感じるので、ロックで飲むのも好きですが、以前泡盛コーヒーなるものが流行ったというので試してみることに。

コーヒーは常備しているので、泡盛:無糖コーヒーを好みではありますが、5:5か4:6くらいにすると、これはこれでとても美味しい。さらに、コーヒーならばと牛乳を追加、マイルドな味わいでこれもアリ。ここまで行ったら、あとは、はちみつをプラスするしかありません。ほんの少しちょい足しするだけで、クセのない角の取れたミルクコーヒーといった飲み物に。氷を入れるると、はちみつが混ざりにくいので、根気よく混ぜるか、あまり混ざっていない、まだらな状態を楽しむか。
甘くミルキーにすると、大人なカルーアミルクみたいで飲みやす過ぎてちょっと危険です。

こんな感じで、少しずつ足しては飲んで、足しては飲んでを繰り返す休日。昔、理科の授業でやった実験のようですが、ワタクシにとって当時より何倍も楽しい時間です。
お酒とはちみつは一見合わなそうに見えますが、クセや苦味が強いものに少し入れるだけで角が取れて飲みやすくなるから不思議です。

すっかりおうち時間の納得する過ごし方が身についてきました。


【profile】
ぬくもりWebディレクター
清 真一朗 Shinichiro Sei
静岡市から電車で片道2時間半かけて毎日三ヶ日に通う自称旅人。甘いものとお酒が大好きな二児の父。毎日の運動量を超えるアルコール摂取で、ぽっちゃり体型を隠し切れないのが唯一の悩み。

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