先日開催された「親子はちみつのある暮らし教室」に参加された名倉さんご家族に、後日はちみつのある暮らしを伺いました。穏やかな旦那さんと元気いっぱいの三姉妹のお子さんとともに、はちみつのある暮らしを自然体で楽しむ名倉さんファミリー。そんな笑顔あふれる暮らしのヒントを伺いました。

――名倉さんご自身はどのようなご家庭で育ったのですか?

名倉さん:
「母がもともとはちみつが好きで、れんげ蜂蜜や百花蜂蜜が家にはありました。それと、自家製のかりんや梅のはちみつ漬もありましたね。当時は、健康のためにと水で薄めてよく飲んでいました。」

―はちみつは昔からお好きだったのですね。

名倉さん:
「いえ、じつははちみつの独特の風味がちょっと気になってしまって、私ははちみつが苦手なんだなあと長年思い込んでいました。でも、ながさかさんの二代目の蜂蜜と出会って、イヤな風味もなく、自然に美味しい!と食べられるんです。ながさかさんのアロエのはちみつ漬も好きです。それと、先日の暮らし教室ではじめて食べたリンデンハニーも美味しかったです。」

――長坂養蜂場は、いつお知りになったのですか?

名倉さん:
「長女が生まれて、健康への想いが強くなっていたことと、たまたま長坂養蜂場のお店の前を通りかかって。7年前くらいになります。それからというもの、二代目の蜂蜜を使って、お料理をよく作ります。」

――よく作るお料理は何ですか?

名倉さん:
「豚肉のにんにく味噌漬けですね。はちみつに一晩漬け込むと、お肉がぐっと柔らかくなりますね。あとはフライパンで焼くだけ。ごはんによく合う、家族みんなが好きなメニューです。

それから、ナッツとクリームチーズのはちみつトーストもよく作ります。食パンにくるみやアーモンドとクリームチーズをのせ、二代目の蜂蜜をたらしてトーストするだけ。ナッツやクリームチーズは娘たちが細かくしてくれるので、親子クッキングにはもってこいです。娘たちも思い思いにナッツやチーズをのせたり、取り合いになったり、なんだかいつも楽しいです。」

テキパキと手際よく、食べ盛りのお子さんを笑顔にするお料理上手な名倉さん。マイエプロンをしてお母さんのお料理のお手伝いをするお子さん。ご家族を温かく見守る旦那さんと終始にぎやかなキッチン。名倉さんファミリーの日常が、このキッチンに凝縮されていました。

――お料理以外で好きなことはありますか?

名倉さん:
「よく編み物をします。編み始めるとつねに毛糸を携帯して、ちょっとしたスキマ時間にも没頭するんですよ。これもやっぱり私の母親の影響ですね。小さい頃から、もう何十年も続いているんですよ。」

――どおりで、出来栄えがすごいですよね。はちみつの利用はお料理がメインということですが、先日ご参加いただいたイベント以外に、ながさかに期待することはありますか?

名倉さん:
「はちみつを活用した美容に関して、何か使い方を教えてくれるイベントがあれば、ぜひ参加したいですね。それと、娘たちも大きくなってきたので、採蜜体験教室にも参加させたいです。」

――お子さんは虫は平気ですか?

名倉さん:
「いえ、虫は嫌いですね。でも、ながさかさんのミツバチのマスコットいるでしょ?ぶんぶん。娘たち、ぶんぶんが大好きだから、ミツバチにはあまり抵抗ないかもしれません。ながさかさんのお店の中庭に見えるミツバチはあまり怖がらないですからね。」

取材中、お子さんがはちみつをスプーンにとって、キャンディーのようにペロペロ食べることもしばしば。終始笑顔があふれたにぎやかなひとときとなりました。お料理のあとは、みんなで楽しいおしゃべりの時間。
キッチンを囲むしあわせのカタチ、またひとつ見つけた気がします。


はちみつ入り、豚肉のにんにく味噌漬け

【材料】
豚肉(250g~300g)2枚、にんにく(小さじ1弱)、味噌(大さじ1弱)、お酒、二代目の蜂蜜(大さじ1)

【作り方】
①すべての調味料に豚肉を漬け込み、冷蔵庫で一晩寝かせる。
②フライパンで焼いてできあがり♪

簡単なのに絶品な、はちみつ入りのタレがポイント♪はちみつ効果でお肉も柔らか!はちみつ特有の糖分がタンパク質に浸透し、加熱で肉が凝縮されるのを防いでくれます。さらに、はちみつには保水効果もあり、豚肉の水分を閉じ込めてくれるので、ジューシーに仕上がりますよ。ぜひお試しくださいね♪ BEE HAPPY!


【profile】
ぬくもりWebディレクター
清 真一朗 Shinichiro Sei
静岡市から電車で片道2時間半かけて毎日三ヶ日に通う自称旅人。甘いものとお酒が大好きな二児の父。毎日の運動量を超えるアルコール摂取で、ぽっちゃり体型を隠し切れないのが唯一の悩み。