カラダは食べたものからできていると言われますが、今ワタクシが健やかでいられるのは、きっと5年前に「はちみつ」に出会ったからだと思っています。

長坂養蜂場に入社して5年がたちました。

入社以前は、今ほど好んではちみつを口にすることがなかったのですが、「二代目の蜂蜜」を食べてから、それが一変。
二代目の蜂蜜との出会いが、ワタクシにとっての、はちみつのある暮らしの始まりです。

「はちみつのある暮らし」というと、はちみつの知識が深い一部の健康志向の人が送る生活のように思えますが、じつはもっともっと身近なもので、10人いれば10通りのはちみつにまつわる楽しみ方がある、というのがワタクシの思うはちみつのある暮らし。
肩ひじ張らずに、気軽に楽しめるものです。

いろいろな蜜源から採れた、希少なはちみつを楽しむのもそうですし、お料理の調味料として、甘味料としてクセのないはちみつを使うのもそうですし、ヨーグルトやパン、ホットミルク、チーズ、コーヒー、紅茶などに、好きなだけはちみつを入れるのも全部、みんなにとってのはちみつのある暮らしです。

でも、みんなに共通していると思うのが、はちみつはハッピーであるということ。
甘くて美味しいはちみつを食べればひとりでに笑顔になってハッピーですし、はちみつがもたらしてくれる美しさや健やかさもハッピー、そして、健やかさを願って料理にはちみつを使う家族への愛情も全部ハッピーだと思っています。

と同時に、このひとしずくが、奇跡の恵みであることも知りました。ミツバチが一生をかけて集められるはちみつの量はティースプーン1杯。そして、地域や時期、気候、開花状況などによっても変化するはちみつ。一期一会と言われる理由もうなずけます。

そう考えると、気軽に楽しみながらも、かけがえのないひとしずくを大切にいただこうとも思うようになりました。

我が家で囲む食卓や時間の中には、さりげないけど確実に、はちみつがいつもあったように思います。

純粋な美味しさや楽しさ、そして命や自然の大切さも教えてくれたはちみつに、感謝。

このたび、ハチの文字が並ぶ記念すべき創業 “ 88 ” 周年の節目に、二代目の蜂蜜の想いを受け継ぎ、「三代目の蜂蜜」が誕生。お気に入りのはちみつがまたひとつ増えました。

これからもずっとずっと、ワタクシのはちみつのある暮らしは続きます。


【profile】
ぬくもりWebディレクター
清 真一朗 Shinichiro Sei
静岡市から電車で片道2時間半かけて毎日三ヶ日に通う自称旅人。甘いものとお酒が大好きな二児の父。毎日の運動量を超えるアルコール摂取で、ぽっちゃり体型を隠し切れないのが唯一の悩み。

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