【profile】
フードコーディネーター
渡辺 ゆき Yuki Watanabe
料理はもちろん、スタイリングから執筆までこなす。現在カメラマンの夫小林キユウ氏と小学生の女の子の3人暮らし。
お料理のプロが暮らしの中で使うはちみつ活用術をご紹介します♪


味つけは、定番のケチャップ味やさっぱりとぽん酢しょうゆ味もいいですが、今回は二代目の蜂蜜を隠し味に使った煮込みハンバーグです! うちでは、娘が「今日はテストでいい点だった!」「遠足のお弁当に!」など、ここぞというときのリクエストメニューのひとつなんですよ。はちみつ入りの煮込みハンバーグは、まさに娘のパワーフード。みなさんも、暑気払いにぜひぜひ作ってみてくださいね~。


【材料】(2人分)

●合いびき肉・・・250g
●玉ねぎ・・・1/2個
●しめじ・・・1/2パック

●A(パン粉・・・大さじ3、牛乳・・・大さじ2、卵・・・1/2個、塩・こしょう・ナツメグ・・・各少々)

●B(赤ワイン・・・100~150ml、ケチャップ・中濃ソース・・・各大さじ2、顆粒コンソメの素・・・小さじ1)

二代目の蜂蜜・・・大さじ2~3
●バター・・・大さじ1
●植物油・・・
●ブロッコリー・かぶ(お好みでハンバーグに添える野菜)・・・各適量


♦ポイント♦玉ねぎは炒めずに生で加えること。フライパンで焼くだけのハンバーグと違って、ソースで煮込むので玉ねぎを炒める必要はありません。ラクチンですね! それと、二代目の蜂蜜を使うこと。蜂蜜の風味を損なわないように、最後に入れましょう。


①では、肉だねを作りま~す。玉ねぎはみじん切りにしてボウルに入れ、ひき肉、Aを加えて粘りが出るまでよく混ぜます。混ぜて、こねて、混ぜて、こねて…。はい、終了! 簡単ですね♪


②肉だねをじゅうぶんにこねたら、2等分して形を整えます。両手のひらでキャッチボールするように中の空気を抜きます。こうすることで、均等に火を通し、肉汁を閉じ込めてくれるというわけですね。

こんな感じに形を整えます!

③フライパンに植物油を薄く熱し、肉だねを入れま~す。両面、3分くらいずつ焼けばOK。この後煮込むので、表面においしそうな焦げ目をつけるくらいでよいでしょう。

④続いて、赤ワイン、ケチャップ、ソースを混ぜたソースを入れま~す。さぁ、いいにおいがしてきました!赤ワインがない場合は、水をお使いください。

⑤しめじも投入です。しめじのかわりに、まいたけやしいたけ、アスパラガスなど何でもお好みのものを使ってくださいね。ふたをして8~10分、しめじがくたっといい感じに煮えたら、器にハンバーグを取り出します。

⑥二代目の蜂蜜とバターを入れてひと混ぜし、ハンバーグにかけて出来上がりで~す。このとき、二代目の蜂蜜を加えたら決してぐつぐつ煮ないこと。

 

野菜を添えてお皿に盛りつけ、出来上がり~!!
♦ポイント♦たくさん加熱すると、せっかくのはちみつのいい香りがなくなってしまいます。ですから、はちみつは最後に入れて、入れたらすぐに火を止めるのがコツ。それと、はちみつは、マイルドでクセがない、二代目の蜂蜜がおすすめです。個性的な風味の単花蜜などは、ハンバーグとけんかしてしまうのでご注意くださいね~。


ところで、ただ今子どもは夏休み。子どもにとってはうれしい夏休みですが、大人にとっては毎日のお昼ご飯作りが大変です。そんなときは、煮込みハンバーグを使ったロコモコ丼がおすすめ。

前の日の夕ご飯を少し多めに作り置き、翌日は目玉焼きとご飯にのせるだけ。こちらもぜひお試しくださいね~。