【profile】
栄養士/ベジフルビューティーアドバイザー
山下 枝利子 Eriko Yamashita
保育園栄養士、大手食品メーカー、東京のカフェ勤務などを経て、現在は食×美を軸に栄養士として活動。五感が喜ぶこと、インテリアや食卓まわりのコーディネートなど暮らしにまつわることが好き。
Instagram @eri_k_o_
朝晩の風に、少しずつ秋の気配を感じるようになりましたね。

夏の暑さで知らず知らずのうちに溜まった疲れや、季節の変わり目で乾燥による体調の変化を感じやすいこの時期。今月は、日々がんばっている身体を優しく包み込んでくれるような「旬のイチジク」や「定番のバナナ」、「はちみつあんこ」を合わせたひと皿を作ってみました。

きっかけは、以前お店を訪れた時に購入した「はちみつあんこ」。この季節ならではの楽しみ方で味わってみたいなと思ったことでした。

大きめのカンパーニュを軽くトーストして、サワークリームをぬり、カットしたイチジクとバナナを並べて、仕上げにはちみつあんこを少し。塗って切って乗せただけの簡単アレンジですが、みずみずしい果実とこっくりとした甘みが重なって、とっても美味しいオープンサンドになりました。さらにここにはちみつを垂らしてもおいしそう。
9月下旬は、夏の冷えや疲れから胃腸の働きが低下しがちなタイミング。そんな時こそ、食材の持つ栄養を上手に取り入れられたらいいですね。

秋のからだを整える栄養ポイント
イチジク(無花果): 「不老長寿の果実」とも呼ばれるイチジクには、栄養士の観点から見ても、たんぱく質分解酵素(フィシン)や水溶性食物繊維(ペクチン)が豊富に含まれており、疲れた胃腸の働きをやさしくサポートしてくれます。
バナナ: カリウムやビタミンB6、トリプトファンなどがバランスよく含まれ、夏の疲れが出やすい身体のむくみケアや、自律神経のサポート、手軽なエネルギー補給にも心強い味方です。
はちみつあんこ:小豆に含まれるポリフェノールや食物繊維に加え、蜂蜜の素早く吸収される糖質(ブドウ糖・果糖)が、夏疲れの身体に手軽なエネルギー補給と疲労回復を促します。

サワークリームの爽やかなまろやかさが、果実の甘みとはちみつあんこの和の深みを上手につなぐ優しいアクセントになってくれます。
忙しい朝の朝食や、ほっと一息つきたい秋のティータイムに。
身近な食材で季節の移ろいを感じながら、おいしいものやはちみつと一緒に、心とからだを整える時間を積極的に楽しんでみてくださいね。
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