【profile】
栄養士/ベジフルビューティーアドバイザー
山下 枝利子 Eriko Yamashita
保育園栄養士、大手食品メーカー、東京のカフェ勤務などを経て、現在は食×美を軸に栄養士として活動。五感が喜ぶこと、インテリアや食卓まわりのコーディネートなど暮らしにまつわることが好き。
Instagram @eri_k_o_
春先になると、柑橘がたくさん出回り、清涼感のある香りに癒されます。
まだ朝の空気はひんやりしていますが、
季節は確実に進み、どこか軽やかな春の気配も感じられるようになりました。

先日、「スルガエレガント」を使ってジャムを作りました。
柑橘のジャム作りは、皮の白いワタを取り除き、何度か茹でこぼす作業が必要です。
少し手間はかかりますが、キッチンいっぱいに広がる瑞々しい香りに包まれると、その時間さえも贅沢な癒やしのひとときになるから不思議。あの香りと、透き通った黄金色の柑橘の美しさを思い出すと、ついつい手が動いてしまいます。

甘味には、お砂糖に加えて「二代目の蜂蜜」をたっぷりと加えました。
はちみつを加えることで、マーマレードに深いコクと、とろりとした艶が生まれるのです。
別の日には、瓶に入りきらなかったピールを使い、スコーンを焼きました。皮の香りがとても爽やかで、刻んで生地に混ぜると、焼いているオーブンからふわっとやさしい柑橘の香りが広がります。焼き立てのスコーンを割ると、中から湯気と一緒に爽やかな清涼感が立ち上り、皮特有のほんのりとした苦味もあって、春のお菓子にぴったりだなと思いました。

焼き上がったスコーンには、ヨーグルトとマーマレードを添えて。
さらにはちみつもひとさじ。柑橘の爽やかさと、「二代目の蜂蜜」のまろやかな甘さがよく合います。
紅茶を淹れて、ゆっくりといただく朝のおやつ。
特別なことは何もないけれど、こういう時間があると一日が少し柔らかく始まる気がします。

春は、柑橘とはちみつがよく似合う季節。
スプーン一杯の甘さが、朝の食卓をやさしく整えてくれるように思います。
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