【profile】
栄養士/ベジフルビューティーアドバイザー
山下 枝利子 Eriko Yamashita
保育園栄養士、大手食品メーカー、東京のカフェ勤務などを経て、現在は食×美を軸に栄養士として活動。五感が喜ぶこと、インテリアや食卓まわりのコーディネートなど暮らしにまつわることが好き。
Instagram @eri_k_o_
毎日頑張る自分への、ささやかなご褒美タイム。
温かい飲みもので一息つく時間がなんとも至福でして…。
そこに少しの甘いお菓子もあれば、最高のひとときになります。
自分を甘やかしたい、そんな時に「はちみつココア」はいかがでしょうか。
今回は、はちみつココアの魅力や作り方をご紹介します。

はちみつとココアの嬉しい魅力
はちみつやココアには、からだに嬉しい魅力がたくさんあります。
例えば、ココアには美容に良いと言われるポリフェノールや、意識して摂りたいカルシウム・鉄分などのミネラル、そしてお腹の調子を助ける食物繊維などが豊富に含まれています。
そこに、はちみつに含まれるビタミンやミネラルなどの豊富な栄養と、やさしい甘みが加わることで、心も体も満たされる特別な一杯になります。

「はちみつココア」の作り方
市販のミルクココアもいいですが、純ココアパウダーを使うと、お好みの甘さや濃さに調整できるのでおすすめです。
<材料(1杯分)>
純ココアパウダー(砂糖の入っていないもの):小さじ2
牛乳:200ml
はちみつ(おすすめは「二代目の蜂蜜」):大さじ1

はちみつココアの簡単レシピ
①火にかける前に、まず小鍋に純ココアパウダーと少量の牛乳を入れ、ペースト状になるまでよく混ぜます。
(コツ:最初に少量の牛乳でパウダーをしっかり混ぜることで、ダマになりにくくなります。)
②残りの牛乳を少しずつ加えながら、弱火で温めます。
③沸騰する直前で火を止め、カップに注ぎます。
④最後にお好みの量のはちみつを加えて、よく混ぜたら完成です。
鍋を火にかけ、温めるだけで出来てしまう簡単さ。
甘さは、はちみつの量で調整してくださいね。

おすすめのアレンジ・飲み方
<お湯で作るヘルシーココア>
「牛乳が苦手…」「カロリーが気になる」という方は、牛乳の代わりにお湯で作るのもおすすめです。
お湯で作ると、カカオ本来の風味をよりスッキリとお楽しみいただけます。
また、はちみつは、ビタミンやミネラルなど多くの栄養素を含む天然の甘味料です。
しっかりとした甘さがあるので、お砂糖よりも少ない量で満足感を得やすいのも嬉しいポイント。
体を想いながら、まろやかな甘さをプラスできますよ。
<トッピング>
泡立てた冷たい生クリームを添えたり、更にクリームにシナモンを振りかけたり…。
マシュマロを乗せるのも、とろりとした食感が加わってとっても美味しいのでお気に入りです。
はちみつココアを飲む際のお願い
栄養豊富なはちみつですが、1歳未満の赤ちゃんには与えないでください。
腸内環境が未熟な赤ちゃんがはちみつを口にすると、乳児ボツリヌス症を発症するおそれがあるためです。
大人の腸内では問題なく消化できるため、ご安心ください。

嬉しい魅力がたくさん詰まった「はちみつココア」は、心と体をいたわりたい時の、心強い味方になってくれるかもしれません。
美味しく楽しく暮らしに取り入れて、健やかな毎日をサポートしてくれるなんて、一石二鳥ですね。
そういう意味でも欲張りな私にはピッタリなのかもしれません。
皆さまもぜひ、はちみつココアで素敵な時間をお過ごしください。

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