
〇対談者紹介
【長坂 善人 (ながさか よしと)】
長坂養蜂場 代表取締役社長。2023年、弟恭輔とともにぶんぶんブラザーズとして「三代目の蜂蜜」を商品化。養蜂業を営む家庭に生まれ、小さい頃からはちみつが身近にある。
【河村 千影 (かわむら ちかげ)】
日本はちみつマイスター協会 代表理事。資格講座や体験講座の講師を務める他、はちみつ料理研究家としてもレシピの考案やテレビ出演など幅広く活躍されている。
>>日本はちみつマイスター協会HP
>>河村さんおすすめ!三代目の蜂蜜を使ったレシピはこちら
【インタビュアー:増井 悠 (ますい はるか)】
昨年から長坂養蜂場のスタッフとして2号店「はちみつスイーツアトリエ」で働く2児の母。長坂養蜂場との出会いをきっかけにはちみつの魅力にハマり日本はちみつマイスター協会認定アドバイザーの資格を取得。
「はちみつを食べているおかげかも…」の
気づきをきっかけに。

増井:本日は「わたしたちの愛するはちみつ」をテーマに、日本はちみつマイスター協会 代表理事の河村さんと、長坂養蜂場の三代目社長の視点から「はちみつ」について語っていただきたいと思います。早速ですが「日本はちみつマイスター協会」とはどのような団体ですか。
河村:2009年に「はちみつの素晴らしさをより多くの方に知ってもらいたい」という目的でNPO法人が設立されました。その後2012年に現在の「一般社団法人 日本はちみつマイスター協会」として歩みを始めました。現在は、はちみつやミツバチの知識を深めるための講座やはちみつ普及イベント、コンテスト等を通してはちみつの魅力を広めています。
増井:河村さんは現在代表理事を務めていらっしゃいますが、昔からはちみつに興味があったのですか。
河村:いいえ。20年前はフラワーデザインスクールの講師として働いていました。その頃から何気なく毎朝はちみつを食べていました。特に体調を崩すこともなかったのでふと不思議に思ったんです。もしかしてはちみつを食べているおかげかも…と気づいてから興味をもつようになりました。そこからはちみつの探求を始めるようになり、今では自分が感じたはちみつの魅力をより多くの人に伝えたいという想いで活動しています。
養蜂家の家庭で生まれてから
「はちみつ」はずっと、生活の一部。

増井:河村さん自身がはちみつの魅力を身を持って実感されたんですね。社長は養蜂業を営む家庭に生まれましたが、小さい頃ははちみつを食べて育ってきたのですか。
社長:生まれたときからはちみつが生活の一部にありました。料理の調味料も「はちみつ」。家で出される夏のジュースも三ヶ日みかん農家さんからいただく摘果の青みかんを絞ってはちみつを加えたもの。子どもの頃は炭酸飲料に憧れていましたが、大人になってから栄養がたっぷり詰まった母が作ってくれたはちみつ入りみかんジュースのありがたさに気づきました。実は初めて商品化した「三ヶ日みかん青しぼり」はこの思い出の味なんです。
蜜源、味、ミツバチの存在…
語りつくせない「はちみつ」の魅力。

増井:そうだったんですね!はちみつとの接点はそれぞれですが、お二人とも今でははちみつが本当に身近にあるのですね。お二人が感じるはちみつの魅力はどんなところですか。
河村:いろいろな土地で採れた多種多様なはちみつに出会うことができるのが魅力です。花や草木、樹液など蜜源も様々。味わいも全く違います。ミツバチ・植物・養蜂家の存在がないとはちみつは採ることができません。その貴重さこそが魅力です。
社長:自分は養蜂業を営む立場として、はちみつという恵みを与えてくれるミツバチの存在を誇りに思います。ミツバチは生態系の源流を支えてくれている一員であり、農業界・自然界に大きく貢献しています。はちみつを通してミツバチやそれを取り巻く自然のありがたさを知ってもらえるのも魅力だと思います。







