【profile】
インナービューティー料理研究家
國塩 亜矢子 Ayako Kunishio
インナービューティー料理研究家、フードコーディネーターとして各種メディアでレシピコラムや美容栄養学の連載を持つ。趣味はファミリーキャンプ。
まじめな野球少年&おてんばガールの二児母として子育てママ向けのコラムも発信中!
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冷たい風に頬を撫でられるようになると、家族の体調が気になる季節のはじまり。
仕事や学校で忙しく過ごす家族のために、できることは小さくても、想いは大きく届けたい。
そんなとき、朝の食卓やおやすみ前に添える“マヌカハニーのひとさじ”が、私の小さな冬じたくです。

■自然の力を感じる、マヌカハニーの魅力

ニュージーランドの自然が育んだマヌカハニーは、古くから「自然の抗菌ハニー」として親しまれてきました。
その力の源は、**メチルグリオキサール(MGO)**という天然の抗菌成分。
のどや消化器の不調をやさしく整え、寒暖差のある季節の健康維持をサポートしてくれます。
さらに、ポリフェノールやミネラルも豊富で、肌のうるおいやめぐりを助けるなど、美容面でもうれしい効果が期待できるんです。
自然の恵みをまるごといただくような感覚が、心までやさしく包み込んでくれます。

■夜のくつろぎに◎心まで温まるマヌカミルク

疲れがたまりがちな一日の終わりには、温かいミルクにマヌカハニーを溶かした「マヌカミルク」がおすすめ。
牛乳や豆乳を軽く温めて、仕上げにひとさじのマヌカハニーを加えるだけ。
ポイントは、はちみつの酵素を守るために**熱すぎない(60℃以下)**の温度で仕上げること。
ほんのり甘くやさしい味わいに、子どもも大人も自然と笑顔になりますよ。
寝る前のリラックスタイムにぴったりで、リラックス効果も抜群。
乾燥でイガイガしがちな喉をうるおしながら、心までやさしく温めてくれます。

■疲れが取れないときは、翌朝のひとさじで「さらに整える」
先月のコラムでご紹介したように、毎朝のお湯や白湯にマヌカハニーを溶かすだけでも十分なのですが、時間に余裕がある日はレモンを少し絞って「マヌカハニーレモンウォーター」にすることもあります。(レモン好きな娘のお気に入り)

爽やかな酸味とやさしい甘みが喉に染みわたり、体のスイッチをゆっくりとオンにしてくれ、長引きがちな疲れも緩む気がします。

レモンに含まれるビタミンCは、マヌカハニーの抗酸化成分との相性も抜群。
免疫力アップや美肌づくりにも役立ち、内側から元気をチャージできる組み合わせは、慌ただしい朝の一杯で「さらに整えたい日」におすすめです。

■家族の小さな“ケア”として

マヌカハニーは薬のように即効性があるわけではありませんが、続けることでじんわりとその力を感じられます。
朝晩の“ひとさじ習慣”を通して、家族の元気を見守る「お守り」のような存在です。

少し疲れているなと感じたときや、不調を伝えてきたときには「はい、これ飲んでね」とマヌカハニー入りのホットドリンクが入った温かいマグカップを手渡します。
家族が「おいしいね」と笑ってくれるその瞬間、こちらまで何だか元気になる気がするから不思議。

健康をサポートするマヌカハニーや、家族を想って作る日々の食事には、体作りだけでなく、心の距離をそっと近づけてくれる役割もあるのかもしれませんね。

■おわりに
冬じたくとは、単純に寒さをしのぐ準備だけでなく
「心とからだを整える“思いやりの習慣” 」と私は考えています。

自然のぬくもりをひとさじすくい、家族を想いながら過ごす日々。
それは特別なことではなく、日常の中に宿る、小さなやさしさの積み重ね。

マヌカハニーの甘さが、心とからだをそっと包み込むこの季節。
どうぞ皆さまも、ご家族と一緒に“ぬくもりのひとさじ”で健やかに冬を迎えてみてはいかがでしょうか。

<参考文献>
• Comvita New Zealand. “The Science of Manuka Honey.”(2024)
• 日本はちみつ協会『はちみつの力』
• Ministry for Primary Industries (NZ) “Manuka Honey Science Definition”


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