【profile】
インナービューティー料理研究家
國塩 亜矢子 Ayako Kunishio
インナービューティー料理研究家、フードコーディネーターとして各種メディアでレシピコラムや美容栄養学の連載を持つ。趣味はファミリーキャンプ。
まじめな野球少年＆おてんばガールの二児母として子育てママ向けのコラムも発信中！
Instagram @enjoytable_by.a
近頃、そのおいしさ・独特の濃厚な風味にすっかりハマっている「巣蜜」。
今回は、とってもシンプルな「巣蜜で作る、はちみつバタートースト」をご紹介したいと思います。朝時間がちょっと楽しみになりますよ！
●手軽なのに、特別感！巣蜜の濃厚ハニートースト
用意するのは、お気に入りの食パン、そして巣蜜、バター。食パンはやや分厚めの4～5枚切りがおすすめ。（カリッ、ふわっ、じゅわ～を楽しめます）
作り方はとっても簡単。食パンに数か所切れ込みを入れたらトースターで約2分焼き、うっすら色づいたらバターを適量のせてさらに2分加熱。
切れ目からバターが食パンにじわじわと染み込んで、キツネ色に焼けてきたら、もうそれだけでもおいしそう……仕上げに巣蜜をひとかけのせれば完成です。
バターと、巣蜜から溢れ出すとろりとした液体はちみつをのばしながらいただきます。
食感のある巣蜜は完全には溶けないので、パンと一緒に口の中で味わい尽くして下さいね。
はちみつバタートーストは「三代目の蜂蜜」でも作ることもありますが、ちょっと特別感が欲しい時や、より濃厚なはちみつのおいしさを丸ごと味わいたい日には「巣蜜」をチョイス。
●日常の食卓に「小さなワクワク」を仕込む楽しさ
同じ景色が繰り返されがちな日常の暮らしの中に、いつもとは違う食材を取り入れたり、旬の草花をかざる……それだけで、食卓に新鮮な風が舞い込むもの。
新しい器を加えてみるのも良し、いつもとは違う色合いのコースターやランチョンマットを敷くも良し。
「小さなワクワク」を仕込んでおくと、朝ごはんタイムや週末のおうち時間が待ち遠しくなります。おうち時間が増える梅雨時期こそ、「日常を楽しむ工夫」がとても大切だな……と私自身改めて感じている今日この頃。
これまで、ご紹介した手軽に作れる巣蜜サンデーレシピやサラダアレンジも、新たな楽しみのひとつとして、参考になれば幸いです。
●梅雨を楽しむためにも◎巣蜜の栄養をおさらい
さて、最後にそんな巣蜜の美容と健康に嬉しい栄養についておさらい。
ビタミン、ミネラル、ポリフェノール類が特に豊富な巣蜜。これらは微量ながらも、カラダの各器官の機能調整を行う重要な栄養素です。
梅雨という季節柄、長雨でおうちにこもる時間が増え、ついつい運動不足気味になりがち……気分が晴れない日も増えますよね。そんな時こそ、健やかな体作りをサポートしてくれる食材を、積極的に取り入れる心掛けが大切になってきます。
栄養豊富な巣蜜はそんな時期の栄養補給にもピッタリ。ほっと落ち着く自然の甘みは、疲れがちな心身を癒してくれますよ。
是非「巣蜜」を日々の食事に取り入れておいしく楽しく、ココロもカラダも健やかな毎日を作っていきましょう。
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