春といえば採蜜シーズン。養蜂家にとって一番忙しく、やりがいのある時期です。
三ヶ日はみかんの里と言われており、山の至る所にみかん畑があります。ゴールデンウィークにはみかんの花が咲き、町中が花の香りで包まれると、あぁ今年も採蜜がはじまるなぁと自分の中のスイッチが入ります。

それから、およそ3週間の間で2回だけ「三ヶ日みかん蜂蜜」を採蜜することができるのですが、今年はみかんに限らず、全体的に花が咲くのが10日ほど早く、且つ梅雨入りも早かったため、巣箱を覗いては、まだかな、まだかな、とタイミングを見計らっていました。結果、雨は続きましたが、今年もきれいな三ヶ日みかん蜂蜜を採ることができひと安心。

一年間お世話をしてきて、今年のように天気が不安定だと採蜜量にも大きく影響してくるので心配になることも正直あります。と同時に、養蜂は自然相手のお仕事であり、私たち養蜂家は、ミツバチや自然、地域の方々のお陰で仕事できているということを、あらためてひしひしと感じる機会ともなりました。

今年は三ヶ日町をはじめ、昨年に引き続き浜松街中にあるKAGIYAビル屋上と、はままつフラワーパークさんへも巣箱を置かせていただく機会をいただきました。

養蜂を通じて様々な方とご縁をいただけることや、私たち自身も街中やフラワーパークでの養蜂という貴重な体験をさせていただけることがとても嬉しいです。

これから「三ヶ日の里山蜂蜜」の採蜜が始まります。こういった感謝の気持ちを決して忘れることなく、これからの採蜜も頑張っていきます。

大自然からの贈りもの、楽しみにお待ちください。


【profile】
ぬくもりビーキーパー
大野 諒 Makoto Ono
ミツバチはもちろん、自然や生き物が大好き。身長に見合わない細身だが、体力には自信あり。ただ、暑いのが苦手なのでミツバチ相手でも軽装で仕事してます。

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