最近おうち時間が進化していく中で、おうちでキャンプ気分を味わえるとして、ベランダで楽しむ「ベランピング」という言葉があるようです。

昔キャンプ道具を集め始めて、キャンプデビューしないまま過ごしていたら、いつのまにか友人から、にわかキャンパーと言われるようになりました。それで、この10年を取り返すべく、家で使っていたカセットコンロが故障したのをきっかけに、いつかのキャンプでも使える火力の強いカセットコンロを新調。おうち時間を利用して、ベランダでキャンプ気分から始めてみることにしました。

もうひとりの相棒は、ハサモッカ(HASAMOCCA)です。じつは、ハサモッカは食パン以外の調理にも万能。肉厚なアルミ合金で熱伝導性がよいということと、フッ素樹脂加工でこびりつきにくいという2つで、ハサモッカを使ってはちみつ醤油チキンを作ることに。

<材料(2人分)>
鶏手羽元6本、しょうゆ 大さじ2、酒 大さじ1、二代目の蜂蜜 大さじ1.5、おろしにんにく 適量(休日前はやや多め)

<作り方>
①材料すべてを保存用袋に入れて、よく揉みこむ
②①を冷蔵庫に2時間以上置く
③ハサモッカに、手羽元を隙間なくきれいに並べ、弱火で表裏の焼き具合をみながら、10分ほど焼く(油は不要)

手羽元を交互にハサモッカに敷き詰め、パンパンになった手羽元を丁寧に焼き上げていくと、あたりにたちこめるにんにく醤油の香ばしいにおい、たまりません。食べ頃をみて、網戸越しにこちらを見ていた子ども達もたまらず集まってきます。

保存用袋でしっかりと漬かった手羽元はとてもやわらかく、にんにく醤油のしょっぱさに、はちみつの甘さがちょうどいい。育ち盛りの子どもだけでなく、大人のお酒のお供にもぴったりなベランダ飯になりました。

キャンプ場のような広い場所ではなく、身近な一畳ほどのスペースですが、すてきな時間の過ごし方、またみつけました。ベランピングとハサモッカの組み合わせ、可能性はまだまだありそうです。


【profile】
ぬくもりWebディレクター
清 真一朗 Shinichiro Sei
静岡市から電車で片道2時間半かけて毎日三ヶ日に通う自称旅人。甘いものとお酒が大好きな二児の父。毎日の運動量を超えるアルコール摂取で、ぽっちゃり体型を隠し切れないのが唯一の悩み。

⇒ この人の記事をもっと見る