今回お伺いしたのは、ここ三ヶ日でお家でパン教室をしたり、手づくりパンをマルシェにも出店されているゆきこさん。お子様のめいちゃんもはじけるような笑顔で迎えてくれました♪

お気に入りのキッチンを舞台に、手づくりから生まれる豊かな時間

お家に入ると、大きなキッチンと気持ちいい吹き抜けの空間♪どこにいても家族の気配が感じられる空間で、家族みんなの絆も深まります。そして、広〜いキッチン!

ゆきこさん: 「今はこの自宅キッチンでパン教室や子どもたち向けのおやつづくりなどをしています。大人も子どもも体にやさしい同じものを食べて、一緒に美味しい!と思えるものを作りたいので、余分なものをほとんど入れずに素材の味を大切にしています。」「子どもともよく手づくりします。私も幼い頃、母とよくキッチンに立って手づくりしたことが豊かな記憶として残っています。なので、子どもと一緒にできそうなものはなるべく子どもと一緒に作ります。」「実際に作ることで、子ども自身で感じ、学んでいってほしいな・・・と思っています。
「パンやおやつづくりだけでなく、お絵描きしたり、娘もお気に入りの場所みたいです(笑)」


ママさんが輝ける場づくりを

パン教室の傍ら、マルシェにもパンを出店されているそう。ゆきこさん:「アレルギーに悩む人や子どものために添加物なしのパンを作っていたところ、三ヶ日の「軽トラ市」から声をかけていただいて。母がジャムを手づくりしていたので、親子で出店していました。最近ではその他のイベントにも出店したり、運営側に携わったりもしています。大切にしたいのは「ママさんが輝ける場づくり」。何かをやり始めた、そんなママさんたちを応援したくて。一歩踏み出し始めたママさんたちのつなぎ役になれたらと思っています。」


シンプルでやさしい「おとうふはちみつパン」

ここで、マルシェにも出しているはちみつを使ったパンを作って下さいました♪ゆきこさん:「『おとうふはちみつパン♪』です。お豆腐と「二代目の蜂蜜」を使っています。パンにはちみつを入れると、やさしい甘みが出るのと、生地にもしっとり感が出て美味しくなるので重宝しています。すっごくシンプルですが、お豆腐の素朴な風味とはちみつのやさしい甘みが楽しめます。じつは、マルシェではこんなシンプルなパンを求められる方も結構多いんですよ。」


「ちょっと不便」を楽しむ暮らし

食生活や暮らしのなかでは、こんなことを大切にしているそう。ゆきこさん:「食べ物は体も心も作っていくもの。普段の食生活ではなるべく地元のものを使うこと、お砂糖はなるべく控え、使う時はきび砂糖やはちみつを使っています。暮らしに関しては「ちょっと不便がちょうどいい」って思ってます。いまは何でも自動でやってくれる機能が満載ですが、そういうものにあまり頼らず、ちょっと不便を楽しんでいます。できることはなるべく手づくりしてみたり。自分で体を動かしたほうが豊かな暮らしを送れるような気がします。」


はちみつの「やさしさ」

最後に、長坂養蜂場のお気に入りと、はちみつの魅力を聞いてみました♪ゆきこさん:「お気に入りは「二代目の蜂蜜」です♪クセがないのにきちんと風味があり、どんなお料理にも合うところが魅力ですね。料理の隠し味、甘めのタレづくり、手づくりドリンクなどによく使っています。はちみつは、砂糖にはないやさしい甘さが魅力だと思います。そして何といっても自然のもので、誰もが安心して食べれられるのがいいですね。そんなはちみつの「やさしさ」が好きです。」

そんなゆきこさんに、お子様とも楽しみながらとっても簡単にできるはちみつレシピを紹介していただきました!


お子様と一緒にもみもみ♪
「もみもみハニーヨーグルトアイス」

【材料】4人分
●プレーンヨーグルト・・・1パック
●二代目の蜂蜜・・・大さじ2杯

【作り方】1.プレーンヨーグルトと二代目の蜂蜜をよくかき混ぜ、ジッパーのついたフリーザーバッグに入れる。しっかり袋をとじたら、手でよく「もみもみ」してもむ!そして冷凍庫に入れる。2.1時間おきくらいに出してはまた「もみもみ」!そしてまた冷蔵庫、を3〜4回繰り返す。約4時間くらいで完成!

手づくりのはちみつフローズンヨーグルトが楽しめます♪お子様ともみもみしながらするのが楽しいので、ぜひお子様と一緒にやってみてくださいね!自然体でありのままを大切に、手づくりを楽しみながらその楽しさや豊かさを伝えていく・・・ゆきこさんのつくるパンには、そんなやさしい想いが込められていました。デッキから、リビングに吹き抜ける浜名湖の風。爽やかな風に吹かれながら、今日も家族みんなの笑顔が広がります♪