【profile】
栄養士/ベジフルビューティーアドバイザー
山下 枝利子 Eriko Yamashita
保育園栄養士、大手食品メーカー、東京のカフェ勤務などを経て、現在は食×美を軸に栄養士として活動。五感が喜ぶこと、インテリアや食卓まわりのコーディネートなど暮らしにまつわることが好き。
Instagram @eri_k_o_
11月の朝、キーンと澄みわたっている澄んだ空気が好きです。
そんな朝にわたしが楽しみにしているのがはちみつバタートースト。
いつもはトーストに、二代目の蜂蜜をかけてるのですが、この季節は贅沢にもマヌカハニーを。

トースターにふわりと広がる香ばしい香り、
マヌカハニーの濃厚で薬草のような香りに優しい甘さが
まだ眠っている体をゆっくりと起こしてくれます。
あつあつのホットコーヒーと一緒に。

冬の朝って、パンがいつも以上においしく感じるのは私だけでしょうか?
カリッと焼けた表面に、バターがじんわり溶けていくのを見ているだけで、なんだか今日も良い日になりそうな気がしてきます。
そんな小さな朝のしあわせが、日々の忙しさをそっとほどいてくれる気がします。

作り方は簡単。
材料は、食パン(またはカンパーニュ)、バター、マヌカハニー。
パンをこんがり焼いて、温かいうちにバターをのせて、最後にマヌカハニーをとろりとかけて。軽く砕いたナッツを散らしてもおいしいと思います。

いつものはちみつをマヌカハニーに変えるだけで、シンプルなのに特別で、ひと口目から心がふわっとほぐれるようなあたたかく優しい味。

コクのある甘さと深い香りはもちろん、
冬の気になるケアにそっと寄り添ってくれるのが、マヌカハニーの心強いところ。朝のひとさじが、気持ちにも体にもやさしく染み込んでいきます。

2枚目は、マヌカハニーとバターを塗ったトーストにスライスした柿をのせて、さらに追いはちみつに三代目の蜂蜜を。しゃきっとした柿の食感とじんわりバターがにじむトーストとの組み合わせを頂く瞬間はまさに至福のひととき。

年末は何かと慌ただしいけれど、
せめて朝食だけは、ゆっくり丁寧に味わいたい。
澄んだ空気の朝の光の中で食べる、マヌカハニーのバタートーストは、私の冬の小さなごほうびです。
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