【profile】
フードコーディネーター
渡辺 ゆき Yuki Watanabe
料理はもちろん、スタイリングから執筆までこなす。現在フォトグラファーの夫小林キユウ氏とこの春から大学生のお子さんとの3人暮らし。お料理のプロが暮らしの中で使うはちみつ活用術をご紹介します♪

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Instagram @yuki_watanabe123


はちみつと相性抜群のチーズ。そのまま食べるのもいいですが、おいしい組み合わせをチキンソテーのソースにしてみました。といっても、パリッと焼いた鶏肉にのっけるだけ。とっても簡単で、ワインのお供にもおすすめです。今夜の夕ご飯にいかがですか?鶏肉は、もも肉でも胸肉でお好きな物を用意し、あとはカマンベールチーズと添え野菜を少々。フォカッチャは、強力粉とドライイースト、そして「三代目の蜂蜜」です。

食卓写真は3人分で作っています。3人分にするときは、材料を1.5倍にしてくださいね。【材料】2人分 【時間】約15分
・鶏もも肉または、鶏胸肉…小2枚

・カマンベールチーズ…1/2個
・れんこん、にんじん…各適量
・塩、粗びき黒こしょう、オリーブ油…各適量
「三代目の蜂蜜」…お好きな量

*おまけのフォカッチャ、大根のスープの材料とレシピは最後に♪ぜひ合わせてお試しくださいね。
まずは、鶏肉の両面をフォークで刺し、軽く塩、こしょうをふります。
個人的にはパリッと焼いた皮が好きなので、皮はつけたまま使いますが、もちろん気になる場合はむいてくださいね。
フライパンにオリーブ油を熱し、7~8㎜の厚さの輪切りにしたれんこんとにんじんを焼きます。他に、きのこやかぼちゃを焼いたり、春菊の柔らかい葉の部分を添えたりするのもおすすめです。
続いて、鶏肉を焼きます。フライパンをさっと拭き、オリーブ油を足して鶏肉を皮目を下にして入れます。
フライパンに鶏肉を入れたらしばらく動かさず、時々じゅーっとフライ返しを押しつけます。これが皮ぱりにするコツ。
いい感じの焦げ目がついたらひっくり返しましょう。
反対側も焼けたら、チーズをのせまして…。とろりとしてきたら器へ盛り、「三代目の蜂蜜」をたっぷりと。チーズをからめながらいただきます!

おまけの1品で、フォカッチャを作ってみました。これは私のオリジナルレシピではありませんが、材料をぐるぐる混ぜるだけでとても簡単なので週イチくらいで作っています。8時間くらい発酵させるので、夜ごはんに食べるならお昼頃に準備するのがおすすめ。うちでは、夜ごはんを作るついでにぐるぐる混ぜて朝食によく食べています。

*おまけのレシピ_1*
はちみつフォカッチャ
材料:(作りやすい分量)
時間:約8時間30分(発酵時間と焼く時間を含みます)
・A(強力粉200g ドライイースト、塩各3g)
「三代目の蜂蜜」…大さじ1
・水…150g
・塩、オリーブ油…各適量


 

1.「三代目の蜂蜜」と水を混ぜ、蜂蜜を溶かす。2.大きめの容器にAを入れて混ぜ、1を加えて粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
冷蔵室で8時間くらい発酵させる。
3.トースターの天板にアルミホイルを敷き、2を出して表面を軽くならす。指で浅く穴をあけて塩をふり、オリーブ油を回しかけて15分焼く。
※オーブントースターは1000Wのものを使用しています。
※アルミホイルは、くっつきにくいタイプがおすすめ。

*おまけのレシピ_2*
大根のポタージュ

材料(2~3人分)
・大根…200g
・玉ねぎ…1/4個
・水、牛乳…各1カップ
・顆粒コンソメ…小さじ1
・塩、こしょう、バター…各適量

作り方
1.大根は細切り、玉ねぎは薄切りにする。

2.鍋にバターを中火で熱し、1をしんなりするまで炒める。水、コンソメを加え、大根と玉ねぎに火が通るまで煮る。
3.粗熱をとってミキサーなどで撹拌し、牛乳を加えて温める。器に盛り、好みでパセリのみじん切りを散らす。

*おさらい*
「はちみつカマンベールチーズソースで食べる、皮ぱりチキン」

1.れんこん、にんじんは7~8㎜厚さの輪切りにする。鶏肉に塩、粗びき黒こしょうをふる。
2.フライパンにオリーブ油を中火で熱してれんこん、にんじんを両面焼き、塩、こしょうをふって取り出す。
3.フライパンをさっと拭き、オリーブ油を足して鶏肉を皮目を下にして入れる。中火にかけ、時々フライ返しで押しつけながらパリッと焦げ目がつくまで7~8分焼く。ひっくり返して2~3分焼く。
4.カマンベールチーズを1㎝厚さに切って鶏肉にのせ、チーズが軽く溶けたら器に盛る。三代目の蜂蜜をお好きなだけかけ、れんこんとにんじんを添える。

※写真は3人分で作っています。3人分にするときは、材料を1.5倍にしてください。