【profile】
インナービューティー料理研究家
國塩 亜矢子 Ayako Kunishio
インナービューティー料理研究家、フードコーディネーターとして各種メディアでレシピコラムや美容栄養学の連載を持つ。趣味はファミリーキャンプ。
まじめな野球少年&おてんばガールの二児母として子育てママ向けのコラムも発信中!
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桃・マンゴー・キウイなどの旬フルーツに、はちみつ巣蜜をちょい足しして楽しむチルタイムは、まさに至福の時間。

強い紫外線を浴びてダメージを受けたお肌のケアにはモチロン、旬フルーツならではの香りやみずみずしい味わいは、夏バテ気味の心身を癒してくれます。

今回は、そんな満足度の高いフルーツと栄養価の高いはちみつで叶える、真夏のチルタイムにピッタリなアイデアを、インナービューティー料理研究家で食生活指導士の筆者がご紹介します。

●夏におすすめ!フルーツ×はちみつの食べ方アイデア

【1】 旬の「桃」を楽しむ簡単アレンジ


そのまま食べてもおいしい桃ですが、ちょっとアレンジするだけでとっておきのスイーツに早変わり。カットした桃、マスカルポーネチーズ、グラノーラやカステラを合わせるだけでお手軽パルフェが完成!
はちみつ巣蜜をトッピングすれば、甘みが加わりほっと癒されるおうちカフェタイムに。


桃には、むくみ予防に役立つカリウム、美肌ケアをサポートするビタミンCやビタミンE、腸活をサポートしてくれる食物繊維などの栄養が豊富です。
ヨーグルトに合わせるだけでもおいしいですよ。

【2】キウイたっぷり!「デトックスウォーター」


旬のキウイフルーツにレモンやみかんなどの柑橘類、ミントを漬け込んだミネラルウォーターに、はちみつをほんの少し加えて作る「デトックスウォーター」。

フルーツだけではなくミントをたっぷり加えることで清涼感のあるテイストに仕上がります。色鮮やかでヘルシーなドリンクは、ノンアル派のドリンクとしてもおすすめです。


キウイフルーツは、ビタミンCや食物繊維などの栄養が豊富なので、真夏の紫外線ケアや腸活にピッタリのフルーツです。

ゴールドキウイはグリーンキウイに比べてビタミンCの含有量が、グリーンキウイはゴールドキウイに比べて食物繊維をやや多く含んでいます。
美肌ケアにはゴールドキウイ、腸活にはグリーンキウイ……と目的別に選んで取り入れるのがおすすめですよ。

【3】 旬の名残の「マンゴー」を味わい尽くす


マンゴー、ハム、チーズ、ラスクなどのおつまみパンにはちみつ。それだけでもう、白ワインに合う贅沢な真夏のアペロテーブルが完成。
はちみつは、マンゴーに添えるもよし、パンやチーズに添えるも良し。お好みでちょい足ししながら味変をたのしんでみませんか。


マンゴーはビタミンEや食物繊維、葉酸などの栄養が豊富。夏のエイジングケアや腸活、妊活におすすめのフルーツです。旬の時期に存分に味わい尽くしたいですね!

●はちみつで健やかに・おいしく残暑を乗り切ろう


数種類のビタミン・ミネラル類やポリフェノールなど栄養価に優れた食材「はちみつ」には、高い抗菌作用も期待されおり、蒸し暑さが続くこの時期の健康維持にも◎


自然の恵みがたっぷり詰まったはちみつ。まずは旬のフルーツやドリンクと合わせて、手軽に取り入れてみましょう。
フルーツ×はちみつの相乗効果で得られる自然の甘みは、疲れた体に栄養を与えつつ、心も癒してくれます。

まだまだ続く夏の暑さ。体の内側から健やかに、残暑を乗り切りたいですね!

 

【参考文献】
・ゼスプリ社「Health & Nutrition Summary キウイフルーツの健康価値」
・ゼスプリ社「カンパニープロフィールBOOK」
・「正しい知識で健康をつくる あたらしい栄養学」(高橋書店)
・「栄養素の通になる」(女子栄養大学出版部)
・「からだにおいしいフルーツの便利帳」(高橋書店)
・「美肌美人栄養学」(エクスナレッジ)
・「きれいな人の老けない食べ方」森拓郎・著(SBクリエイティブ)


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