2月のテーマ:建勢

「建勢」とは、冬を越えるために省エネモードで過ごしていたミツバチたちに「春が来たよ!」と合図を送り、群全体に活気を取り戻してもらうための作業です。採蜜期に向けてミツバチがのびのびと力を発揮できるよう、環境を整えていきます。

養蜂家の1年は2月からはじまります。
三ヶ日も暖かくなってくるため、そろそろミツバチたちを“起こしてあげる”ときが来ました。箱を開けて花粉などのえさをあげたり、産卵を促したり。そうしてかまってあげると、冬の間じっと寒さに耐えていたミツバチたちも「春が来た!」と感じて、巣内が活気づいてきます。


▲まだ辺りの草木も枯れていて冬の装い。秋にミツバチたちが溜めた蜜も、もう空っぽです。

昨年末からこれまでずっと触ってこなかった分、年が明けて初めて巣箱を開ける時は養蜂部もドキドキ。。。 みんな無事に冬を越せたかな?女王バチは元気かなあ?…と、1群ずつ様子を見てあげます。
厳しい冬のあとで、こうしてミツバチたちは動き出します。

養蜂家もそんな自然の営みに合わせて、5月の採蜜に向け、ミツバチたちを増やし育てていきます。


▲蜜源植物のサザンカは晩秋から冬に主役となるツバキ科の花。はなびらが散ると赤いじゅうたんのよう。