【profile】
栄養士/ベジフルビューティーアドバイザー
山下 枝利子 Eriko Yamashita
保育園栄養士、大手食品メーカー、東京のカフェ勤務などを経て、現在は食×美を軸に栄養士として活動。五感が喜ぶこと、インテリアや食卓まわりのコーディネートなど暮らしにまつわることが好き。
Instagram @eri_k_o_


ごはんとチーズ。そして常時ストックしてある鰹節。
なんてことのない材料たちですが、この具材と醤油をご飯に混ぜて、おにぎりにするのが私は大好きです。
そこに、ふと目に入った巣蜜を加えてみたら・・・?


「えっ、ごはんに巣蜜!?」っていうお声が聞こえてきそうです。
閃いてしまった私もそう思い、最初は自分を疑いました。
しかし、いざ作って食べてみると、これが不思議と合うのです。
和の旨みに洋のコク、そして巣蜜のやさしい甘さ。
醤油やチーズの塩味とも相性がよく、甘じょっぱさが癖になりそうです。
おにぎりの中に閉じこめたのは、ちょっとした実験と、おいしい発見でした。

レシピ:プロセスチーズ×鰹節×醤油+巣蜜のおにぎり

材料(2個分)
• ごはん…200g
• プロセスチーズ…2個(角切り)
• 鰹節…1g(小パック1袋)
• 醤油…小さじ1強
巣蜜…小さじ1


作り方
1. おかかと醤油を混ぜる。チーズは角切りにしておく。
2. 温かいごはんに巣蜜と1の具材加え混ぜ合わせる。
3. おにぎりを握る。今回は丸にしました。トッピングにも巣蜜と鰹節、 胡麻をのせて。
4. あれば青じそを敷いて盛り付けると、見た目もすっきりします。

※三角に握って、表面に軽く醤油を塗り、焼きおにぎりにするのもおすすめです。


食べてみると、まず醤油と鰹節の旨味と塩味。
そこにチーズのコクがとけて、最後にふわっと、巣蜜のやさしい甘みが口の中に広がります。甘い、しょっぱい、美味しい、の三重奏。
おにぎりって、もっと自由でいいんだと思わせてくれる味でした。

季節の果物、トースト、グラノーラ、おつまみクラッカー、そして今回はおにぎり。
すっかりはまってしまった巣蜜について3回にわたり書かせていただきました。


ミツバチからの自然の恩恵に感謝しながら、巣蜜のある暮らしをみなさまと一緒に楽しむことができれば嬉しく思います。


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